あの事件から1年

やまゆり園の事件から1年が経ちました。

思い出すだけで、胸が苦しくなります。

あの事件は、とても衝撃的でしたが、犯人が語るような差別思想を持つ人は珍しくないと思っています。

以前、通っていた学校の先生から、子供たちを連れて校外学習に行くと「死ね」と言われると聞いたことがあります。

また、別の人から障がい者のために税金が使われることに反対している人もいることを聞いたことがあります。

その人たちの思想を変えることは、だれが何を話しても困難だと思います。

きっと、自分や身近な人が障がいを持たない限りは…

障がいは、努力で治るものではなく、本人が悪いわけでもない。

背の低い人が高くなりたくても高くなれないことと同じだと思います。

顔の作りは、お金があればどうにか変えることができるかもしれないけど…

どんな人も安心して生きていける社会を作ってほしい。

それは、待っているだけではなく、できる人が行動することも必要だと思っています。


りょうりょうとかあちゃん

重度知的障がいを持つ子の子育てを通じて様々なことを経験し、様々なことを勉強することができています。 りょうりょうの子育ては、まだまだ続きます。この子育ての体験や感じたこと、そして、りょうりょうを育てたことで自分の生き方に大きく影響をしたことを多くの人に知ってほしい。知ることで何かお役に立ちたいと思っています。

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